はじめまして。
当サイトにきてくださってありがとうございます。
このサイトについて
このサイトでは、デザインの考え方を、探究学習や教育現場での実践に活かすための記事を執筆・紹介しています。
デザインというと、見た目を整えることや、きれいなものをつくることを思い浮かべるかもしれません。
もちろん、それもデザインの大切な一部です。
けれど、デザインにはもう少し広い意味があります。
人や社会の中にある違和感に気づくこと。
問いを見つけること。
情報を集めること。
考えを整理すること。
アイデアを形にして試すこと。
そして、自分の考えを他者に伝えること。
こうしたプロセスは、探究学習とも深くつながっています。
デザインと探究をつなぐ
探究学習では、自ら問いを立て、必要な情報を集め、整理・分析し、まとめ・表現していくことが求められます。
一方で、デザインの現場でも、人や社会を観察し、課題を見つけ、情報を整理し、アイデアを形にして試しながら、よりよい形を探っていきます。
つまり、探究学習とデザインは、どちらも「まだはっきりしていない問いや課題に向き合い、少しずつ形にしていくプロセス」だと考えることができます。
このサイトでは、デザイン思考やデザインリサーチの手法などを、探究学習の中で使いやすい形に置き換えて紹介していきます。
たとえば、観察、インタビュー、親和図法、ペルソナ、カスタマージャーニーマップ、プロトタイピング、A/Bテストなどの手法は、商品やサービスづくりだけでなく、探究テーマを深めたり、発表や提案を改善したりする場面でも活用できます。
このサイトで扱うこと
主に次のようなテーマを扱います。
- 探究学習に活かせるデザイン手法
- 問いを見つけるための考え方
- 情報を集め、整理・分析する方法
- 発表や提案をよりよくするための表現方法
- 教育現場で使いやすい実践の工夫
- ICTや生成AIを活用した学び方
- デザインの視点から、ものごとを見つめ直すためのヒント
デザインの専門用語や手法をそのまま紹介するのではなく、探究学習の流れに合わせて、できるだけ実践しやすい形で整理していきます。
デザインは、つくる人だけのものではない
デザインの知識は、デザインする側だけに必要なものではありません。
私たちは日々、さまざまな製品やサービスにふれながら生活しています。
つい手に取りたくなる商品。
使っているうちに満足度が上がっていくサービス。
選択肢が多すぎて、結局選べなくなってしまう商品棚。
なんとなく心地よいと感じる空間や道具。
そうしたものの多くは、人の心理や行動をふまえて設計されています。
デザインを知ることは、モノやサービスをただ受け取るだけでなく、なぜ使いやすいのか、なぜ心地よいと感じるのか、なぜ選びたくなるのかを考える手がかりになります。
それは、自分にとって本当に必要なものを選ぶ力にもつながります。
AI時代に必要なデザインの視点
生成AIによって、画像、文章、資料、Webサイト、動画などを、誰でも簡単につくれる時代になりました。
しかし、「つくれること」と、良いものを「判断できること」は同じではありません。
AIが出してくれた案が、本当に伝わりやすいのか。
目的に合っているのか。
見る人にとってわかりやすいのか。
情報の整理や表現として適切なのか。
そうした判断には、デザインの基礎知識や、美しさ・わかりやすさを見極める感覚が必要になります。
デザインの視点を持つことで、AIに任せきりにするのではなく、AIを道具として使いこなし、自分の考えをよりよい形で表現できるようになります。
私はICTや生成AIも、単なる便利なツールとしてではなく、学びや探究を深める・前に進めるための道具として考えています。
Lunathonというサイト名について
Lunathonは、「Luna」と「Marathon」を組み合わせた造語です。
Lunaは、月。
Marathonは、長い道のりを走り続けること。
探究も、学びも、デザインも、一度で答えが出るものではありません。
問いを立て、調べ、考え、試し、また問い直す。
その繰り返しの中で、少しずつ形になっていくものです。
何事においても、このトライ&エラーの地道な繰り返しが、一歩ずつ着実に前に進むための黄金ルートだと思っています。近道なんてほとんどありませんから。
Lunathonには、月のように日々満ち欠けを繰り返し、長い探究の道のりを進んでいくという意味を込めています。
書いている人について
私は現在、大学機関に務めながら、小学校から高校まで、さまざまな教育現場でICT活用や探究活動、生成AI研修など、教師・生徒の学びのデザインに関わっています。
教育学部系の大学院での学びや、デザインやプログラミング、コンテンツ制作に関する研究やお仕事に携っていた経験から、
人に伝わる形を考えること、情報をうまく整理すること、使う人の立場からものごとを考えることの大切さ
を常に実感して過ごしてきました。
現在はそうしたデザインやテクノロジーの考え方を、学校教育や探究活動の中にどう活かせるかを考えながら現場で活動させていただき、同時にこのサイトを運営して少しでも多くみなさんのお役に立てればと思っています。
デザインや生成AIなどにおける専門的な手法を教育現場に落とし込み、高校生や先生が実際に使える道具としてお届けしたいと考えています。
このサイトが目指すこと
このサイトが目指しているのは、ある課題や問題に対して正解をすぐに示すことではありません。
自分で問いを見つけ、情報を集め、考えを整理し、他者に伝えながら、自分なりの答えに近づいていくためのサポートとなることを目指しています。
問いは、ときに迷いや不安を生みます。
しかし、問いがあるからこそ、学びは自分のものになるのです。
デザインの考え方を通して、問いを学びの力に変えていくためのヒントをこれから発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。